バンクシーって誰?展
暑さが強まる時期になりましたが、お元気でしょうか。
感染症対策もしながら、熱中症にも気を付けて…と大変な時期ですね。
弊社でも、社内のペットボトル飲料(福利厚生です♪)のストックが増えました。
喉が渇いたと思う前に水分補給するのが肝心だそうです。
さて先月、(私事になりますが(;'∀') )「バンクシーって誰?展」に行ってまいりました。
↑このイラストでご存知の方も多いのではないでしょうか?
バンクシーって誰?…
簡単に説明いたしますと、
イギリスを拠点に活動する落書きアーティストです。
落書き(ステンシルとスプレーで、街中でパパっと描かれる)なので…もちろん犯罪!
ですので、匿名アーティストなんです。
バンクシーの正体は分からないということになっています。
政治や社会批評を感じさせる作品が多く、
また人気を高めるパフォーマンスも上手いので、
アンダーグラウンドアーティストとしては一番有名なのではないでしょうか。
実際にこの「バンクシーって誰?展」は世界で300万人を動員しています。
上に載せた「風船と少女」の絵をカンバスに描いた作品は2018年にオークションに出品され、
約104万ポンドで落札されたのですが、
それと同時に額縁に仕掛けられたシュレッダーで絵の下半分が切断され、
ニュースになるような話題になりました。
話題性を高めるという意味においては、看板においても大切な事だなぁと思いました。
大阪での開催は終わり、今は福島県で開催されているようです。
展示物は一部を除きカメラ撮影可でしたが、
あまりの混雑に、係員さんが
「撮影して後でゆっくり見てください」と人を流していたのが面白かったです。
それくらいの大人気展でしたよ。
作品が書かれた壁面はもちろんのこと、脇に置かれた空き缶やごみ箱まで再現されていて、
没入感がありバンクシーが現れる街中を感じることが出来ました。
(↑横向きになってしまい申し訳ございません。)
これは↑印象に残っている作品の一つですが、『シリア移民の息子』と題され、
アップル創業者のスティーブ・ジョブズが初期のPCを持っている様子が
移民居住区の壁に描かれました。
スティーブ・ジョブズは(題名通りに)シリア移民の息子で、
移民である父親の入国がなければ、
アップル社もなく、そしてアップルが納める多額の税金もなかった…
バンクシーらしいアイロニックなメッセージを感じます。