看板の健康診断
看板の健康診断(点検)
看板の健康診断(点検)
1.点検の目的
看板の点検は管理する看板の現状把握、変状の早期発見し対策の必要または不要を判断します。
所有者及び第三者への被害の恐れのある事故防止、安全の確保を図ることを目的として実施します。
見た目よりも中身は怖い!
例:現象(変状内容)
- ボルト破断
- 看板内部・腐食・はがれ・板厚減少
- 孔食・腐食・はがれ
- 滞水・腐食・断面欠損
- 滞水跡・底板・腐食・断面欠損
- 腐食・ナット断面欠損
- 腐食・断面欠損
- 腐食による板厚減少
- 弊社施工後 合いマーク 次回点検時有効
- 溶接接合部・腐食・はがれ
2.点検の必要性
看板は数が多く点検箇所も膨大であるために詳細に点検するには相応の費用と時間がかかります。時間が経過すればする程、修繕の費用は膨らみおいそれと実施することが出来なくなります。定期的な点検をしっかり行う事で小さな異常を発見できその先に広がる危険を防げるのです。
これは必要な出費を最小限に抑えることにもなります。
シェイプ 健康診断の流れ
①問診
看板の占有者からの聞き取り、現況、歴史、症状、保全の有無、遠景目視(デジカメ)、アイテムの把握、部位の確認。etc
②触診
本体及び鉄骨
近接触診、打音検査、腐蝕診断、ボルト検査(H.T.B以外)、汚れ、褪色、剥離調査、シーリング、滞水、変形、ガタつき、ゆるみ防止対策、引張試験、締付確認合いマーク施工
電気
保護被膜、亀裂、変色、焦げ、露出、絶縁抵抗値、黒色化、ちらつき、不点。
③症状診断
安全性に関わる重要部分まで事故に繋がる明らかな損傷、板厚調査による損傷度判定、コンクリートひび割れ判定
(ひびわれ、剥離、鉄筋露出、錆、錆汁、遊離石灰、うき、剥落、欠損)